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おおさか社会課題ファンドの活動1~ファンド設立経緯~

以前に当コラムで「社会課題解決型ビジネスの現状」について触れさせていただきました。

その中で、大阪ではそういったビジネスの支援に特化した「おおさか社会課題解決ファンド」が運営されていることについても触れましたが、今回はその設立経緯についてご紹介します。次回以降、そのファンドの投資先企業のビジネスを紹介することを通じて、「社会課題解決型事業」について考えていきたいと思いますので、前回と今回及び次回はその導入編という位置づけです(もう一回くらい導入編があるかもしれません)。

当該ファンドは、大阪が地盤の大手信用金庫である大阪信用金庫(以下、だいしん)が資金の大半を拠出し、京都地盤の独立系ベンチャーキャピタルであるFVCが運営を担当しています。だいしんさんやFVCさんはShareYODOYABASHIと関係が深く、頻繁に連携や情報交換をしています。

当該ファンドには、前身となるファンドがあります。だいしん創業支援ファンドです。IPOを支援するファンドが多い中、IPOを目指していない企業にも投資ができる仕組みを持っており注目されています。実はその創業支援ファンドの運営の中で、「社会課題解決」というキーワードが浮かび挙がってきたそうで、さらに自治体である大阪府との協議の中で、社会課題解決に特化したファンドを作ろうという話となったそうです。創業支援ファンドの投資先企業の中で順調に事業を展開している企業が、いずれも社会課題解決型事業であり、IPOを目指さない企業への投資の成功パターンとしてそういったキーワードがあるのではないかという流れとなり、一方で、自治体としては社会課題解決のプレイヤーを増やしたいというニーズがあり、その両方がマッチしたのでしょう。

ところで、大阪府は当該ファンドとの関係でいうと、広報やPRを担当しているそうです。大阪府のWebサイトを見ると、投資の度にリリースが出されています。今後も大阪府から別のかたちでリリースが出るかもしれません。

今回はおおさか社会課題解決ファンドの設立経緯のみですが、次回はもう少し詳しくファンドの概要を見ていきたいと思います。

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